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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第11章 連理
 「……お前の魂には、多くの水が湛えられ過ぎている。今のままでは淀むか、いずれ大きな氾濫を起こす。そうなれば御令孫は再び……自らの魂を閉ざしてしまわれるだろう。そしてお前も傷付き、また傷付けられてしまう」
「よく……分かりません」
「お前はまだ、あの天津神に完璧に相応しい巫女ではないということだ。その身も、心も、魂も」
「……」
「……しかし私ならば、まずはその身を最も天孫に相応しき贄に変えることができる。……私の朱印を身に宿すとは、そういうことだ」
「え……っ?」
 そしてその言葉に、神依は反射的に声を上げ、伍名を見つめた。
 「い……伍名様……。それは……、今のは……本当に?」
「ああ、本当に。……そしてそれが、私が今宵ここに参った理由の一つでもある。故に、その酒を飲むか飲まないか、まずお前自身で選んで欲しい」
「…………」
 ここに至り、神依はようやく盃の意味を悟って水面に自らの顔を映す。
 ならばこれは、せめて手早く済ませられるようにというこの神の配慮なのだろう。
 (日嗣様……。私……どうしよう)
……日嗣に巫女として求められたあの日から、もう何度だって心に刻まれたひそひそ話。その痛みは今も棘のように残っている。
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