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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第11章 連理
(……ううん)
……そう思いかけ、しかしそれはしょせん自らの、儚く遅過ぎる祈りなのだと思い直す。
 彼女達は、生と死を現す神であり……司る神ではなかった。だから生むことによって命を落とし、生きているものを殺してしまった。死んでいるものを、蘇らすことはできなかった。
 男女として生まれ限りなく人に近い神であり、また生死という世界の理そのものでもある……幸せと悲しみに満ち溢れた命。
 「根の国にも……その、綺麗な女神様がいらっしゃるのですね」
「そうだね。神はどこにでもいるし、どこに在っても女性は皆、本当は美しい」
「……男の人がみんな伍名様のようだったら……もしかしたら女の人は、みんな幸せかもしれませんね」
「おや──私は当たり前のことを、当たり前に申したつもりなのだが」
「ふふ、だからです。……」
 根の国にも美しい女神がいる。そしてそれは──反面、仕方がないとはいえ、美しくあれなかったが故に愛する男神と決別した女神もいるということ。
 伍名が真に、今の自分の言葉の意味を理解していたかは分からない。ただそれでも、神依は少しだけ「良かった」と思った。
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