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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第11章 連理
 縁を結ぶ神威は、人が好きでなければ授けられないものだろう。そして当然のことだが、人は一人では生きられない。その神を拒むことは、誰に出来ようはずもなかった。
 ……伍名はなお、禊や童にも目を遣り続ける。
「……私も、本当はお前達一人一人にそれが何であるか語りたい。しかし語れぬ。敢えて語るなら……お前達三人には、奇跡とも言える縁があるということだ。まずそれは、過去にはお前達三人が出会ったこと。そして行く末には、……いや、やはり辞めよう。
しかし今の私は、目に見えずともそれを信じてもらわなければ、存在を許されない神でもある」
「……」
 それでも神依には、自分が肌を晒すことと父神の話にどんな関係があるのか分からず──禊と童を見れば、二人は神依とも目を合わさぬように神妙そうな表情でそれぞれに在り、それで今度はすぐに、理解できた。
 二人は既に、今語られてきたことだけで、その──自身の父神だというその神が誰だか、おおよそ察しが付いているのだ。
 そして神依自身もまた、心のどこかでそれを……思い描いて。
 語ることで形にして顕して欲しいと願い、けれどもそれが叶わぬことも知って、目の前の男神を見上げる。
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