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恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第9章 穂向け
 「神依様は御令孫直々にお取り立てあそばされた巫女です。それを、何の臆面も無くお求めになる神々など──」
「まあ、お待ち。……無論私かて、自ら降る男気も無く、私ごときの助力無ければ御令孫に申し開きもできぬような浅慮短慮の殿御にこの可愛い娘巫女を差し出すことは致しますまい。しかし──“選べる”というのは、巫女に取っては多大なる幸い。禊……お前ならば、分かるであろ?」
「……ッ」
「……長く続く生じゃ。“最初”が理性無き荒ぶる男神であっては……巫女としても女としても、余りに哀れであろ。故に私は、御令孫の御威光はあれ──それを真摯にわきまえ、讃え、受け入れる度量さえ持った気性穏やかなる神ならば、それも神依には良いかと思うておる。
──本来、巫女に選ぶ権利など無い。それを御令孫は意図せずお作り下さったのだから、より良き縁を結ばねばそれこそ無礼であろ」
「御令孫は……御令孫は、ご存知でいらっしゃるのですか」
「……あの方は、あの御気性だ。残念じゃが、端の巫女など相手にはすまい」
「……」
「あ、あの……」
 禊が黙ってしまったのを機に、置いてきぼりをくらったまま、気まずそうな空気を纏い神依がおずおずと口を挟む。
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