この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~
第22章 天孫降臨
今まで以上に大口を開いて日嗣に牙を剥こうとした大蛇の頭は、突如として泥の中から現れた「何か」によって切り裂かれ、日嗣に届く前に自らを沈めてしまう。
 頭だけではない。日嗣の目の前で、泥の大蛇は次々とその「何か」に襲撃されて、首や体を裂かれていく。その度に怒号と絶叫が空に響き、残った頭や歪なまま蘇る頭が抵抗を試みるが、日嗣の目にも力の差は歴然だった。
 つい先程まで自分が成そうとしたことをいとも容易く成していくそれは、最初、巨大な魚の骨のように見えた。
 それこそこの泥の大蛇を洗い流し剥き出したら、こんな骨が残るのではないかと思えるほどの巨大な骨。
 一本、芯となる蛇腹状の骨が長く長く波打ち、そこから楕円を描くように鋭い腹骨が左右に連なっている。それが何本も何本も身をくねらせながら、大蛇を裂いているのだ。
 ただその骨は、色が──黒かった。しかし漆黒というとまたそれとは異なる。人の目が黒と認識する中にも銀粉をまぶしたような微細な煌めきが宿り、妖しい美しさを醸し出している。またその波打つ動きの中で瞬き、天上の星々と同じ形をした光がすらりと放たれ、冷涼、静謐の様を見せつけてくる。
/1229ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ