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《愛撫の先に…②》
第14章 愛撫の先に…
それから2時間半後、21時30分。

2008のドアがカチャリと開く音に奈々美はテレビから視線をドアの方に向ける、何回脳内で再生した予約済みというセリフから彼女は顔を赤くし無意味にソファーから立ち上がった。
『結城さんおかえり…なさい、ううん…お疲れ?様でした…』
彼女のマンションや白い家での同棲時には言っていたであろう[おかえりなさい]等ギクシャクし始めた頃から言わなくなって数ヶ月、今更であり不自然である。

『………あっ、あぁ…、どうしたのです?急にあらたまって…そういう事しばらく言わなかったくせに』
クスと笑い疲労の色がわかるくらいの結城はスーツの上着を脱ぎネクタイもはずし彼専用のクローゼットから着替えとタオルを持ちバスルームに入ってく。

奈々美は今更おかえりなさいと言ったセリフに結城の反応に言わなければ良かったと恥ずかしくなる。
ドサッとソファーに座り込む。
まるでオヤジのようである。

今更おかえりなんて言わなければ良かった…
ううん、ご飯を作って待っていた時には言っていた気がする…
あたし予約済みとか聞いて嬉しくなって言ってしまったんだわ…

丸描いて鼻口に点、横線の下真ん中に点の目に顎に手をあてたようなイラストが描けるかのように奈々美はそんな呆けた顔で考えていた。
それだけにバスローブ姿で結城がニラの卵とじ・春雨椎茸カニカマの中華スープ・杏仁豆腐を作りテーブルに置かれた時驚いて顔をあげた奈々美。

『どうしたのです?夕食は食べたのか聞いても返事もなく…だから2人分作りましたが構わないですね?』
結城はもう1人分隣に置きながら問う。

『…ううん、あたし考え込んじゃって…信じられなくて…あの人に言っていた言葉…予約済みって…』
奈々美は目を潤ませ結城をみた。

ぐうぅぅ〜…

サンドイッチしか食べて居ない奈々美のお腹は匂いにつられお腹がすいた事を表してしまう。
『あたしって…恥ずかし過ぎる……』
羞恥心からより赤い顔、両手で顔をおおう。

『匂いにつられたのですか?正直なお腹だ、食べなさい』
クスッと笑い左手で食べるよう促す。

2人はとりあえず食べる事に集中し杏仁豆腐を空にする頃には満足そう。
皿を重ねトレーも同様、それらをひとまとめで持つ結城に奈々美は慌てあたしが洗うと言った。

『座っていなさい、君も仕事をして帰宅しているのだから』
彼は微笑む。
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