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金色のレモンスカッシュ
第2章 アキラ先輩
アキラはまた遠い目をして語り口調で話し出した


忘れもしないあれは2月15日
淋しいバレンタインデーの翌日の事

突然告白されたの

周りは高校受験に向けて試験勉強してる中
私は地元推薦で、もうこの学校に決まってたの
彼もスポーツ推薦で早々と進路は決まってたって

彼は野球部で活躍してて私も知ってるけど
同じクラスになった事もないから
何で向こうが私の事知ってるのか分からなかった

彼は今でこそ180cmを越える大柄な体格だけど
中学に入った頃は小さくて細かったんだって
確かにその頃は目立ってなかったから知らなかったのよ

ひきかえ私は小6で今の身長だったから
当時としたらデカかったし
その分、男子よりも足が速かったから
陸上部の1年生の中では目立ってたんだって
2年に上がる頃には体に肉も着いてきたし
周りも伸びてきたから埋もれちゃったけどね

その目立ってた頃
よく一緒になっていた野球部のランニングで
遅れていた彼に
「ファイト!頑張れ!」
って声をかけてたらしいの
私は覚えてなかったけどね

それで励まされて
私に追いつけ追い越せと頑張って
いつの間にかあんなに大きくなって
エースで4番に成れたとか

卒業したら遠くの強豪校の寮生活になって
ここを離れるから
お礼と告白を決意したんだって

で、それから何回かデートして
最後に彼の部屋でシちゃったって事よ


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