この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第47章 彼氏彼女
彼女の横顔を垣間見れば、どうしたって一番に目がいってしまう、その唇。
ふたりが一番最初にしたキスも、二度目も、彼女からだったな-なんとなくそんな事を考えてしまい、増々、気分が下がってきてしまう。
先とか後から、どうでもいい-思うのに。
今が良ければいい-分かってる。
いちいち些細な事を、この期に及んで気にしてしまうのは、なんだかんだ言っても、年齢をコンプレックスに思っているからかもしれなかった。
自分がリードしたいのに、結局いつもは彼女に先を越され。
やっぱりそれは、自分の方が年下だからか-なんて。
そんなところがガキなんだよな-誰に言われる事なく、十分理解してる。
これから『彼氏と彼女』としての初めてのデートなのに-頭を切り替えようとした時、不意に彼女がこちら側を見た。
目が合い、はにかまれる。
その顔が例えようもなく可愛いと思え、今すぐどうかしたくなる。
華夜-その名を呼べば、彼女は大人しく、次の言葉を待っている。
「…急に、華夜を抱き締めたくなった」
-抱いてもいい?
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ