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蕩けるようなキスをして
第47章 彼氏彼女
「…笑うなよ。失礼だろ」
「ごめん。…いや、陸って何気にそういう事、よく考えてるなって」
「だから。ひとを見た目で判断するなって。当たり前だろ。やっと付き合えるようになった、彼女との初めてのデートなんだ。凄く色々考えてるし、緊張してるに決まってる。何事も最初が肝心なんだよ。…今日は俺、絶対に失敗できないんだよ」
少し怒ったように告げてくる陸に、華夜子は流石に悪い事をしたなと反省する。
改めて言われてみれば、何もかもが、彼の言う通りだった。
今日、彼とする事。
今日、彼と話す会話。
今日、彼と繋ぐ手と手。
今日、その全てが、初めて。
昨日、付き合って欲しいと改めて言われて、やっと『うん』と言えた。
ようやく『彼氏彼女』の関係になれた。
ようやく付き合い始めた、ふたりの大事な、記念日-…。
「ごめん。…いや、陸って何気にそういう事、よく考えてるなって」
「だから。ひとを見た目で判断するなって。当たり前だろ。やっと付き合えるようになった、彼女との初めてのデートなんだ。凄く色々考えてるし、緊張してるに決まってる。何事も最初が肝心なんだよ。…今日は俺、絶対に失敗できないんだよ」
少し怒ったように告げてくる陸に、華夜子は流石に悪い事をしたなと反省する。
改めて言われてみれば、何もかもが、彼の言う通りだった。
今日、彼とする事。
今日、彼と話す会話。
今日、彼と繋ぐ手と手。
今日、その全てが、初めて。
昨日、付き合って欲しいと改めて言われて、やっと『うん』と言えた。
ようやく『彼氏彼女』の関係になれた。
ようやく付き合い始めた、ふたりの大事な、記念日-…。

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