この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第47章 彼氏彼女
「…貰って私、嬉しかった。凄く、嬉しかったから。だから、言った。彼氏がくれたって。…私、そう言って良かったんだよね?」
そんな風に疑われると、こちらが不安になってくる。
一気に下がった華夜子の声のトーンに、陸は頬杖を解いた。
「…華夜」
気分を落ち込ませてしまったらしい華夜子の頬へ、陸は右手を這わせた。
「…こんなとこで、だめ」
華夜子は慌てて、身体を少し引く。
「だめってなんだよ?ただ、ちょっと触っただけだろ」
陸の不満そうなそれに、華夜子は俯きつつ、言い放つ。
「あなたは常に注目されてるんだから。今だって、その辺の子達、みんな見てる。あなたの一挙手一投足に、きゃあきゃあ言うんだから。だからだめなの」
「…華夜は困るの?」
「…それは。慣れてもきてるけど、色々言われないに、越した事はない」
華夜子にひとことに、陸は不本意ながら、彼女の顔から手を避けた。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ