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蕩けるようなキスをして
第47章 彼氏彼女
「彼氏だなんて嬉しい事言うなよ、華夜-」
照れ臭そうに短く言い残し。
陸はテーブルに頬杖をつき、再び窓の外を見遣る。
そんな彼の横顔に、華夜子は頬を染めながら、呟く。
「…そんなの。だって、だって、陸が言ったんじゃないの。もしも誰かに訊かれた時『彼氏からのプレゼントだって言ってくれたら嬉しい』って。だから私、言われた通りに-」
-言ったのに。
華夜子は、最後まで言わせてもらえなかった。
「…だから、華夜は言ったの?」
「え…?」
「俺が頼んでいなかったなら、華夜は友達に、そう言わなかった?」
陸の横顔が、少し憂いて見える。
彼が言わんとしている事を数秒かけて理解し、華夜子は即座に否定した。
「言ってたよ。だって事実じゃない。ほんとにこれは、陸がくれたから…!」
「…」
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