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蕩けるようなキスをして
第47章 彼氏彼女
これ以上は言わせるなと、華夜子は俯き、口を噤む。
「…え、何に?」
けれど、陸にそれは通用しなかったのか。
躊躇いがちに、訊き返される。
鈍感な彼に、段々腹が立ってくる。
「…な、なにって。なにってっ!?」
-だから、昨日の事以外に何が?
そう、怒鳴りたくなる。
顔を染め、決して自分に向いてくれない彼女の様子に、陸はもしやと思いつつ、一応確認してみる。
「まさかと思うけど。…その、昨日の事?」
直接的に訊かれた訳ではないのに、忽(たちま)ち身体中が熱を帯びる。
相変わらず何も言ってはくれなかったが、その赤い顔で、長い栗色の髪の毛先をなんとはなしに弄ぶ彼女の態度は-明らかに肯定していた。
言葉は悪いが、常に可愛いタイプの彼女ではない。
その彼女が、普段は見せない一面を今、自分に晒してる。
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