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蕩けるようなキスをして
第45章 夢の翌日
「怒ってんに決まってるだろ」
すぐさま返された鋭い言葉が、華夜子の胸に刺さる。
底まで沈んだ気分の中、昨日の自分の行動を後悔する。
やっぱり、あんな事-…。
目の奥がじんと、痛くなってきた時。
「お前今日、俺の事ずっと避けてたろ?」
陸の不機嫌の極みのそれが、聞こえてくる。
訊かれたのは、彼女が思っていたのとは違う内容だった。
けれど、その質問も、華夜子にとっては冷や汗ものに変わりなく。
図星の華夜子は焦り、何も言い返せない。
「…昨日の事。朝一で話したくて、駅の改札で待ってたのに、お前来なかったじゃん?」
「…」
「金曜は、一時限目から授業だったよな?」
彼女の週の時間割を、今やすっかり把握している陸は、ちくちくと攻撃してくる。
待ってるかもしれない彼の行動を予測し、今朝はいつもよりも一時間早い電車に乗って来た。
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