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蕩けるようなキスをして
第44章 ファースト・キス
「全然。ってか、寧ろ、すげー嬉しい」
「嬉しい…?」
「華夜をこうして家まで送る事が出来て。なんか、こう…彼氏みたいでさ」
華夜子の、ちょっと驚いたような視線を感じ取り、陸は即座に言い足す。
「厳密にはまだ彼氏じゃねーけどさ。…でも、いいだろ。それくらい思うのは。俺、単純だからさ。それくらいで、馬鹿みてーに嬉しんだよ。…今日ぐらい、いいだろ」
-華夜の彼氏だって思っても。
陸の消え入りそうな呟きに、華夜子の胸は切なく、疼く。
「…ん」
繋いだ手。
絡めた指。
どちらからともなく、更に力が入り。
ふたりの身体も、寄り添うように、更に近くなる。
「…すっかり、夜は寒くなったね」
「…来月は、もう十二月だからな」
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