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蕩けるようなキスをして
第42章 もう一秒
「だって、身体に触ろうとしてきたから…!」
-何もしないって、言ってたのに。
だから無意識の内に、護身で肘がつい、出てしまったのだ。
怒りたいのはこっちだし-華夜子の訴えを、陸が退ける。
「馬鹿。ちげーよ。これを渡そうとしただけだ」
やっぱりお前って、こえー女だよな-ぶつぶつ呟きながら、陸は華夜子の右手にそれを握らせた。
「これって-」
華夜子は、言葉を失う。
小さな白い真珠が、青い薔薇を取り囲むようについてる、バレッタ。
今朝確かに、朝の身支度をする際に、髪に留めてきたはずだった。
それがどうして、自分の手の中に収まっているのだろう。
じゃあ、今、髪に留まっているものは-?
答えを求めるように、華夜子は陸を見詰めた。
陸は彼女を一瞥し、そして、笑った。
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