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蕩けるようなキスをして
第40章 優しいふり
「私のこの色気に、惑わされないなんてねぇ。…あ、櫻葉陸って、マゾなんだっけ」
乃愛の呟きに、陸は大声を張り上げる。
「はっ?」
「華夜子から聞いたよ~。叩かれたり、蹴られたりが好きなんだってね?全然知らなかった」
肩を震わす乃愛に、瞬時に陸の顔が赤くなる。
「…うるせーよ!」
「そういう趣味があったなんてね。なら、私の魅力に惑わされないのも、納得がいく」
「ねーよ!たまたまだ!たまたま、華夜の時は…っ!…ったく。なんだって華夜もそんな事、お前に-」
「女同士のお喋りを、甘く見ない方がいいよ」
笑いを継続する乃愛に、陸は深く頷いた。
今度からは十分気を付けて発言しよう-筒抜けの会話に、陸は気を引き締める。
「で?」
「で?」
「なんか私に、聞きたい事でもあったんじゃないの?」
乃愛の呟きに、陸は大声を張り上げる。
「はっ?」
「華夜子から聞いたよ~。叩かれたり、蹴られたりが好きなんだってね?全然知らなかった」
肩を震わす乃愛に、瞬時に陸の顔が赤くなる。
「…うるせーよ!」
「そういう趣味があったなんてね。なら、私の魅力に惑わされないのも、納得がいく」
「ねーよ!たまたまだ!たまたま、華夜の時は…っ!…ったく。なんだって華夜もそんな事、お前に-」
「女同士のお喋りを、甘く見ない方がいいよ」
笑いを継続する乃愛に、陸は深く頷いた。
今度からは十分気を付けて発言しよう-筒抜けの会話に、陸は気を引き締める。
「で?」
「で?」
「なんか私に、聞きたい事でもあったんじゃないの?」

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