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蕩けるようなキスをして
第40章 優しいふり
「華夜が?」
思いがけない乃愛の言葉に、陸は反応をみせる。
「華夜が?お前にほんとにそんな事、言ったの?」
ようやくこちらに向き合い、食い付いてくる陸に、乃愛は身体を少しだけ、引く。
「夏休み明けの話だけどね。それに、私から振った話だから-」
-華夜子から、そんな事言う訳ないじゃん?
笑われ。
そりゃそうだよな-陸も納得する。
「何?相当大事にしてんだ?やりまくりの櫻葉陸とは思えないよね」
「…大事だよ。すげー大切に想ってる」
「華夜子も、いつも優しくしてくれるから嬉しいって、言ってたしね。お似合いのふたりじゃん?出逢うべくして出逢った、みたいな?」
「嬉しいって…華夜が?」
陸の瞳が、開(ひら)いた。
思いがけない乃愛の言葉に、陸は反応をみせる。
「華夜が?お前にほんとにそんな事、言ったの?」
ようやくこちらに向き合い、食い付いてくる陸に、乃愛は身体を少しだけ、引く。
「夏休み明けの話だけどね。それに、私から振った話だから-」
-華夜子から、そんな事言う訳ないじゃん?
笑われ。
そりゃそうだよな-陸も納得する。
「何?相当大事にしてんだ?やりまくりの櫻葉陸とは思えないよね」
「…大事だよ。すげー大切に想ってる」
「華夜子も、いつも優しくしてくれるから嬉しいって、言ってたしね。お似合いのふたりじゃん?出逢うべくして出逢った、みたいな?」
「嬉しいって…華夜が?」
陸の瞳が、開(ひら)いた。

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