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蕩けるようなキスをして
第39章 一日千秋
「…うん」
華夜子は小さく-でも、確かに、頷いた。
そんな彼女に、陸は複雑な笑みを漏らす。
昨日の話も中途半端なままで。
彼女には、他にも何か言いたい事、訊きたい事も、沢山あった。
しかし。
言ってしまっていいのか。
訊いてしまっていいのか。
彼女は答えてくれるのだろうか。
また辛い思いをしてしまうのではないか-逡巡している内に、結局、何も言えなくなってしまう。
教室に、静寂が、訪れる。
いつもであれば。
大学内のどこかで-例え、擦れ違うだけだとしても、逢えたらいいのにと思ってた。
廊下を歩く度。
食堂へ行く度。
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