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蕩けるようなキスをして
第39章 一日千秋
「華夜。もう、くれないの?」
沈んだ気分を切り替えようと、陸は彼女に声を掛けた。
なんの事-意味の分からない華夜子は、不審そうに陸を見る。
笑い。
陸は言葉の代わりに、顎で机に置かれた弁当箱を示した。
ようやく理解した華夜子は、箸を持ち直し、彼に問う。
「どれがいい?」
「華夜の作ったものは全部美味しいに決まってるから、どれでもいい」
「…買いかぶり過ぎだよ」
最高の褒め言葉に、華夜子は照れるしかない。
「いや、だって本当にそう思うし。実際、そうだし。…華夜、今度さ。俺の為だけに作ったものを食べさせてくれる?」
「…うん」
「約束だよ、華夜」
真摯な表情で、念を押される。
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