この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第6章 好きな女
色々とあって、ここ数日は彼と少しだけ親しくなってしまった感があるが、それもその内、解消されるだろう。
自分の周りにいないタイプだったから、珍しいだけだ。
すぐに飽きる。
早く、飽きて欲しい。
彼に振り回されるのは、もう、沢山。
ただ彼を遠巻きに見ていた-そんな日常に戻りたい。
そんな何気ない一日が、一番いいに決まってる。
大学の門を潜り、構内へ足を踏み入れる。
今日のネイルは我ながら上手く塗れたなとか、伸ばした爪を眺めながら、歩を進めてゆく。
構内に植えられた、一際大きな桜の木を横切った時だった。
幹の後ろ側から伸びた手が、瞬時に華夜子の左手首を掴んだかと思うと、そちらに引っ張る。
「…!」
あまりに突然で、華夜子は訳が分からないまま、そのひとにされるがまま、幹の後ろ側まで、気付けば移動していた。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ