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蕩けるようなキスをして
第38章 告白
想像していたよりも早かった。
もっと、暫くは、彼女のその指に留まったままだと、覚悟していたから。
だから。
余計に。
自分は喜んだ。
もう少ししたら、きっと彼女は『うん』と言ってくれると。
もう少ししたら、きっと彼女は自分のものになってくれると。
そして、自惚れもした。
自分と過ごす時間が楽しいと、思ってくれていて。
予想していたよりも早く、指輪を外す気になってくれたのかと。
その指輪を贈った誰かを忘れ。
自分を。
自分だけを。
好きになってくれようとしてる、と-…。
もっと、暫くは、彼女のその指に留まったままだと、覚悟していたから。
だから。
余計に。
自分は喜んだ。
もう少ししたら、きっと彼女は『うん』と言ってくれると。
もう少ししたら、きっと彼女は自分のものになってくれると。
そして、自惚れもした。
自分と過ごす時間が楽しいと、思ってくれていて。
予想していたよりも早く、指輪を外す気になってくれたのかと。
その指輪を贈った誰かを忘れ。
自分を。
自分だけを。
好きになってくれようとしてる、と-…。

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