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蕩けるようなキスをして
第37章 欲しいもの
-俺、ほんと馬鹿だな。
抵抗もせず、いたのに。
触れても、多分嫌がらずに、いたのに。
でも-…。
自分自身を嘲り、陸は自らの下にいる華夜子の唇に、躊躇いながらも指を伸ばす。
たどたどしく。
そして、優しく。
指先が、彼女の口唇を、なぞる。
「抱いてもいいかって訊いて拒否られるより。三度もキスをかわされる方が、余程堪えてる。平気な振りはしてるけど、実際はもう立ち直れないんじゃないかってくらい、内心、すげーへこんでる」
弱々しい眼差しを、向けられる。
華夜子の胸が、きゅっと、締め付けられる。
「俺は、したいんだけどさ。華夜とキスも、セックスも。すげーしたい」
華夜子を一瞥し、陸はからかうように、笑う。
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