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蕩けるようなキスをして
第36章 待ち伏せ
「なら、良かった」
その温かさに。
溢れる想いに。
涙を我慢出来なかった。
「泣くなよ。頼むから」
目敏く気付いた陸に、少々乱暴に、目尻を拭われる。
「乃愛に何言われるか分かんねーだろ。あいつもあいつで、結構こえーんだよ」
「…うん」
「結局、昨日どこにも行けなかったから。今日こそ、華夜とどこかに行きたいと思って待ってたのに。泣いてたら、どこにも行けねーだろ」
「…うん」
「俺とこれからデートしたいって思うなら、すぐに泣き止め。じゃなきゃ、絶対行ってやんねー」
陸の命令口調に、華夜子は思わず、笑ってしまう。
「絶対行きたいから、すぐに泣き止まないと」
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