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蕩けるようなキスをして
第5章 卵焼き
華夜子の話を黙って聞いていた陸は、やがて静かに、その口を開いた。
「すげー嬉しい」
そして、笑う。
「嘘だったら超へこむけど。もし、本当なら、すげー嬉しい」
満面の笑みで、陸は彼女を見た。
華夜子の顔はみるみる羞恥に染まる。
「くれるなら、喜んでもらうけど」
「…や、だから、私の食べかけで。だから、これはちょっと-」
だめ-そう、言おうとしたのに、
「俺、そういうの、全然気にしないタイプ。勿論、誰でもいいって訳でもないけど」
陸の魅惑の瞳が、華夜子に絡む。
「華夜子のなら全然平気。寧ろ喜んで食べる」
だから、頂戴-彼は華夜子の持つ鞄の中を顎で催促した。
「…乱暴にしまったから、ぐちゃぐちゃになってる、きっと」
最後の抵抗でそう、告げたけど、聞く耳を持ってもらえなかった。
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