この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第5章 卵焼き
「え…?」
「…さっき、半分しか食べなかったから。残ってたなって」
ピンクのワンピースの裾を握り締めて、恥ずかしさに、吐息を漏らす。
「でも、よくよく考えてみたら自分で口つけちゃってるやつだし。綺麗じゃないし。なのに、なんで、私、馬鹿みたいにそんな事いきなり思ったんだろ。…だから言葉の綾だって、言ったじゃん」
本当に、なんでそんな事。
あなたにだって、ただの一度も、ないのに。
ただひたすら、キスをした思い出しかないのに。
なのに、どうして、彼に対してはそんな事を思ってしまう?
やな奴なのに。
なのに、どうして。
一瞬、たまたま垣間見ただけの、あの表情に。
あの憂いた瞳に。
ほんの僅か、心が動いてしまっているだけだ-。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ