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蕩けるようなキスをして
第34章 彼の過去
でも。
でも。
でも-…。
「…華夜」
なんて言葉をかけたらいいのか、分からない。
陸の指が、ベンチの上に置かれた彼女の手に触れる。
-触らないで。
言われると思ってた。
けれど、そんな事はなかった。
真逆に求められ、指が絡んでくる。
予想外の彼女の行動に、愛おしさは激しく募り、手を握るだけでは到底足りなくなってくる。
ここは大学だとか。
他人の目があるとか。
いつもの彼なら彼女を思い、一応少しは考慮していたつもりなのだが。
この時ばかりは、彼女よりも、理性よりも、自分の心を最優先させた。
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