この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第31章 恋バナ
乃愛に一喝される。
「…その他人の目がまた、私的には結構辛かったりするんだけどね」
本音がつい、零れてしまう。
「贅沢な悩み言ってるんじゃないわよ。それくれい我慢しなよ。櫻葉陸の彼女になれたんだから。櫻葉陸の女になるってそういう事だよ」
「いや、だから。私まだ櫻葉陸の女じゃないし」
「またまた~。そんな見え透いた嘘、誰も信用しないって」
-だって、あの櫻葉陸だよ?
乃愛の艶のある唇が、華夜子のそれを掠めた。
-もう、寝たんでしょ?
「寝てないっ!」
「ちょ…声でか過ぎ」
華夜子の叫びに、乃愛は両耳を少し大袈裟に、塞ぐ。
留以もまた、ちょっとだけ、身体を逸らす。
「ね、寝るだなんて、そんなの…!そもそも、キスすらしてないし」
「…その他人の目がまた、私的には結構辛かったりするんだけどね」
本音がつい、零れてしまう。
「贅沢な悩み言ってるんじゃないわよ。それくれい我慢しなよ。櫻葉陸の彼女になれたんだから。櫻葉陸の女になるってそういう事だよ」
「いや、だから。私まだ櫻葉陸の女じゃないし」
「またまた~。そんな見え透いた嘘、誰も信用しないって」
-だって、あの櫻葉陸だよ?
乃愛の艶のある唇が、華夜子のそれを掠めた。
-もう、寝たんでしょ?
「寝てないっ!」
「ちょ…声でか過ぎ」
華夜子の叫びに、乃愛は両耳を少し大袈裟に、塞ぐ。
留以もまた、ちょっとだけ、身体を逸らす。
「ね、寝るだなんて、そんなの…!そもそも、キスすらしてないし」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


