この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第31章 恋バナ
「…あのひと、変わった女が好きみたい。私に膝蹴りされたり、叩かれたり、暴言吐かれたり。そういうのが嫌いじゃないみたい。今まで自分の周りにいた、どの女とも違うタイプだから、興味持ったんだと思う」
華夜子の呟きに、流石の乃愛も少々引き気味に訊き返す。
「…何、それ?」
「いや、だって本人が、私のそういうとこを、好きになったって言ってたから。…マゾ?」
乃愛と留以は、ふたり同時に勢いよく吹いた。
乃愛に至っては、お腹を抱えているくらいだ。
留以も涙を浮かべ、なかなかに笑いを抑えられない様子だ。
「櫻葉陸ってマゾヒストだったんだ。それは知らなかったわあ~!…成程ね。だからどんな色仕掛けも通用しなかった訳だ」
合点がいったと、乃愛は何度も頷く。
「…そんなとこが好きだと告白されても、正直胸中複雑だけどね」
華夜子が付け足せば、
「いいじゃん!だってあの櫻葉陸だよ?絶対誰のものにもならなかったのに。大学中の女子の羨望の的だよ?」
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ