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蕩けるようなキスをして
第1章 キス
長身の陸に隠れるようにいた彼女の乱れた長い髪、服装。
薬学部内の小さな教室の中。
この二人が誰もいないのをいい事に、今まで何をしていたのか-言わずもがな、だった。
「華夜、行こ」
留以は隣りで立ち尽くす親友に、囁いた。
「お弁当、他で食べよ」
微かに頬を染め、気まずそうに目を伏せながら、留以は再度、華夜子に小声で呼びかける。
「華夜…?」
一刻も早くこの場を立ち去りたいのに、全く反応のない友人を、留以は不審そうに見る。
華夜子はたった今、目が覚めたかのように、数回瞬(しばた)いた。
そして、ようやく、
「…ごめん、行こ」
右手で掬った髪を耳にかけ、留以を促す。
教室のドアを閉めようとハンドルに手をかける。
拍子。
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