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蕩けるようなキスをして
第30章 友達以上
-だろ?
逃さぬよう、きつく華夜子の身体を抱き寄せて、陸は勝ち誇ったように笑う。
その手は彼女の肩から、いつの間にか、腰まで移動していた。
そういう事をされると、またしても身体はおかしく反応してしまいそうになる。
手一つ繋ぐのに躊躇する時があるかと思えば、こうやってなんの迷いもなく触れてくる。
そんな彼のアンバランスさに、どきどきが開始してしまう。
やばい。
なんとか踏ん張り、心の中を、切り替える。
-凶暴って失礼な。
-どんな自信よ。
彼の言葉に様々引っ掛かりも覚えたが、華夜子は言うより行動で示した方がいいと、左肘を曲げ、彼のそこに沈める。
今度は肘打ちだから-低く呟いた華夜子に、陸は驚きと共に、困惑する。
「…当たってるんだけど」
「…当ててるからね」
逃さぬよう、きつく華夜子の身体を抱き寄せて、陸は勝ち誇ったように笑う。
その手は彼女の肩から、いつの間にか、腰まで移動していた。
そういう事をされると、またしても身体はおかしく反応してしまいそうになる。
手一つ繋ぐのに躊躇する時があるかと思えば、こうやってなんの迷いもなく触れてくる。
そんな彼のアンバランスさに、どきどきが開始してしまう。
やばい。
なんとか踏ん張り、心の中を、切り替える。
-凶暴って失礼な。
-どんな自信よ。
彼の言葉に様々引っ掛かりも覚えたが、華夜子は言うより行動で示した方がいいと、左肘を曲げ、彼のそこに沈める。
今度は肘打ちだから-低く呟いた華夜子に、陸は驚きと共に、困惑する。
「…当たってるんだけど」
「…当ててるからね」

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