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蕩けるようなキスをして
第3章 中庭
昨日は勿論、手加減した。
でも結局、こんな事されるのを知っていたのなら、思いっきり蹴り上げてやってた-ってか、たった今ここで、もう一回やってやろうか。
華夜子の恐ろしい復讐計画になんとなく勘付いた陸は、肩を竦めた。
「…おねーさん。今、空恐ろしい事考えてたでしょ」
「いつも散々手玉にとってる女から股間を蹴られる。そんな櫻葉陸をもう一度見てみたい。そんな公開処刑をしてやろうかと思ってる」
「こえーな!」
陸の顔が、言葉とは裏腹に、最高に愉快そうに崩れる。
「マジ、もう二度と、止めて欲しいんだけど」
「じゃあ、あなたも、もう二度と、変な事してこないで」
「だからあ。ただ、キスしようとしただけだって。挨拶だよ、挨拶。なのに、なんの心構えもないのにいきなり、股間を蹴られた俺の身にもなってみてよ。暫く一人で悶絶だよ。おねーさん、俺を置いてさっさといなくなるしさあ」
ほんと、ひでーなあ…-そう、言いつつ。
でも結局、こんな事されるのを知っていたのなら、思いっきり蹴り上げてやってた-ってか、たった今ここで、もう一回やってやろうか。
華夜子の恐ろしい復讐計画になんとなく勘付いた陸は、肩を竦めた。
「…おねーさん。今、空恐ろしい事考えてたでしょ」
「いつも散々手玉にとってる女から股間を蹴られる。そんな櫻葉陸をもう一度見てみたい。そんな公開処刑をしてやろうかと思ってる」
「こえーな!」
陸の顔が、言葉とは裏腹に、最高に愉快そうに崩れる。
「マジ、もう二度と、止めて欲しいんだけど」
「じゃあ、あなたも、もう二度と、変な事してこないで」
「だからあ。ただ、キスしようとしただけだって。挨拶だよ、挨拶。なのに、なんの心構えもないのにいきなり、股間を蹴られた俺の身にもなってみてよ。暫く一人で悶絶だよ。おねーさん、俺を置いてさっさといなくなるしさあ」
ほんと、ひでーなあ…-そう、言いつつ。

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