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蕩けるようなキスをして
第29章 嫉妬
どちらにしても、どきどきしてしまう。
どちらのあなたにも、どきどきしてしまう。
どうしよう。
どうしよう、私。
ふたりから、目が離せない。
今はどっちのあなたなんだろうって、気になって仕方がない。
次は、どっちのあなた-?
「馬鹿みてーだろ、ほんと。情けねーなって、我ながら思うけど。ガキみてーじゃなくて、ガキそのものだよな。やっぱ俺って、華夜子には並べない。年下だ。まだまだ全然子供だ」
-笑ってもいいよ。
陸はそう言って、華夜子を見た。
「流石に小学生のガキと同等はないよなって、恥ずかしくて、華夜には内緒にしとくつもりだったんだけど。散々子供っぱいとこ今まで見せてきて、今更恥も何もないからさ」
-だから、笑い飛ばしてよ。
陸は自嘲気味に、唇を歪めた。
どちらのあなたにも、どきどきしてしまう。
どうしよう。
どうしよう、私。
ふたりから、目が離せない。
今はどっちのあなたなんだろうって、気になって仕方がない。
次は、どっちのあなた-?
「馬鹿みてーだろ、ほんと。情けねーなって、我ながら思うけど。ガキみてーじゃなくて、ガキそのものだよな。やっぱ俺って、華夜子には並べない。年下だ。まだまだ全然子供だ」
-笑ってもいいよ。
陸はそう言って、華夜子を見た。
「流石に小学生のガキと同等はないよなって、恥ずかしくて、華夜には内緒にしとくつもりだったんだけど。散々子供っぱいとこ今まで見せてきて、今更恥も何もないからさ」
-だから、笑い飛ばしてよ。
陸は自嘲気味に、唇を歪めた。

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