この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第29章 嫉妬
しかし。
華夜子は首を振る。
彼の願いを、強く、拒否する。
「…笑わない」
「え?」
「笑わないよ、陸-」
華夜子は、真剣な表情で否定する。
そう?-そんな彼女の姿を、陸もまた嬉しく思い、胸の中心が熱くなる。
楽しみだったのは、私も、同じ。
あんまり楽しみで、約束よりもだいぶ早い時間に着いてしまったくらいに。
おんなじなのに、笑うなんて。
おんなじ気持ちでいてくれた事に、こんなにも感激しているのに。
笑うだなんて、絶対、しない-。
彼も、自分と同じような想いでいてくれたのに、何を思い悩んでいたんだろう。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ