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蕩けるようなキスをして
第27章 約束
今日一日、ずっと自分の隣りを一緒に歩いてくれた彼女を、陸は見詰めた。
照れたような笑みで。
包み込むように穏やかな瞳で。
陸は、華夜子を見た。
瞬きもせず、じっと見られ、華夜子は忽(たちま)ち、羞恥に顔中を染める。
そんな彼女が可愛くて。
そんな彼女が更に愛おしくて。
震える心を誤魔化すように。
激しく動揺している心を見破られないように。
結局、彼の精神の安定は、自らの栗色の髪を乱す事だった。
一通り掻き上げ、ある程度落ち着きを取り戻した陸は、やっと口を開く。
「擦れ違う男みんな、俺達を見てた。…正しくは、華夜子を見てた。華夜子に見惚れてた」
「私…?」
彼は、何を言っているの?
華夜子は、不安に駆られる。
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