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蕩けるようなキスをして
第3章 中庭
後が続かない。
それは-…。
唇を噛み締める華夜子に、陸は小さく息を吐(つ)き、頬を緩めた。
「おねーさん。昼休み、俺に付き合ってよ」
言うが早い、陸は彼女の右手を取った。
え?-面を上げた時には、優しく繋がれた手を引かれ、歩き出していた。
悪夢が甦る。
「もう、あの教室には行かないけど…っ」
拒絶するように手を突っ張る華夜子に、陸は声を出して笑った。
「二日連続で潰されたくないから、今日は止めとく」
「つ、潰すってっ…!」
彼の揶揄に、華夜子の白い顔は、今はその面影もなく、赤く、赤く、染まってゆく。
次いで、ずっと気掛かりだった事を、タイミング的には今だとばかりに、尋ねる。
「…い、痛かった?」
「当たり前じゃん」
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