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蕩けるようなキスをして
第26章 彼の隣り
この彼と一緒にいれば、どうしても避けられない。
行く先々で必ずと言っていい程、注目を浴びる(特に女性)
同年代の女子だけに留まらず、少し上のOLような人達、あまつさえ自分の母親ような年代の人だって。
彼の存在に気付いた人達は、皆一斉に、擦れ違う度に振り返って二度見する。
今みたいに、立ち止まって品物を眺めていれば、いつの間にか数グループが遠巻きにこちらを眺めてる。
そして、きゃあきゃあ騒ぎ立て始める。
彼の外見を称賛する、声。
彼の外見に囚われた、溜め息-…。
最初は小さな会話でも、彼女達の興奮の高まりと共に、彼女達も知らぬ間に、それは大きくなっており、嫌でも華夜子の耳に入ってくる。
もう今日で何度目-華夜子は隣りの彼に気付かれぬよう、息を漏らす。
「華夜…?」
無言で髪からバレッタを外し、陳列されていた場所にそっと戻す彼女に、陸は声を掛ける。
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