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蕩けるようなキスをして
第25章 デート
胸の奥が、きゅーっとする。
切なさに、泣きそうになる。
こんなに女子が多い満席の店内で、実際に涙は流さないけれど。
まるで、彼に否があるかのように。
彼は悪くないけど。
彼のせいで泣きたいのは事実だ。
だけど、そんな心配はそもそも必要ないかもしれない。
仮に自分が、ここで本当に泣いたとしても、悪者になるのは多分、私の方だ。
きっと別れ話をされたか、喧嘩でもしたと思われる。

『自分が原因なのに、こんな人前で気を惹くように泣いて、彼を引き留めようだなんて。なんて計算高い、やな女』

きっと、そんな風に、思われるのがおちだ。
全く彼のせいではないけれど。
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