この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第25章 デート
「華夜子、ちょーだい」
情けないけど、今日の自分は、自らから進んで料理に口を付けるのは躊躇してしまう。
でも、欲しいと言った手前、今更食べれない、とは言えない。
ずるいな-そう、思うけど。
食べるかどうかは、彼女に託す事にした。
陸の開(あ)いた口に、華夜子はかつて見た事のない程真っ赤になって、叫んだ。
「…む、無理に決まってるでしょーがっ!」
こんな満席の店内で。
そんな恥ずかし過ぎる事。
店の外で行列に並んでいる時も。
席に通された後も。
どんなに注目の的だったか知らないから。
どんなにあなたを、皆ちらちら見ていたか知らないから。
さっきから両隣りの女子グループの視線を、痛い程感じてる。
彼を何度も盗み見した後で、自分にくる、彼女達の冷たい、それ。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ