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蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
「もー!なんで陸はいつもいつも、そうやって…!」
-私をからかうの。
言ってやろうとしたのだが、陸がそれを遮った。
「時間がないからそろそろ行こうよ、華夜」
陸の指摘に華夜子は我に返り。
コートのポケットから、スマホを取り出す。
確認すれば、確かにそろそろ急がないとまずい時刻となっていた。
コンビニ寄る時間はないかな-朝ご飯抜きを覚悟していれば、不意に名を呼ばれた。
華夜子が陸を見れば、穏やかに微笑まれた。
そんな不意打ちをされれば-またしても冷静でなどいられない。
恥ずかしくって目線を外そうとすれば、陸はもう一度華夜子を呼んだ。
「華夜。これから喧嘩したり…もしかしたら、もう別れたいって思う時が来るかもしれない。でも俺、今日の事忘れないから。華夜の事をずっと好きだって改めて思った今日の日を、絶対忘れないから。だから-」
-ずっと、隣りを歩いていて。
急に真顔で陸に乞われ、華夜子はすぐに反応出来ない。
-私をからかうの。
言ってやろうとしたのだが、陸がそれを遮った。
「時間がないからそろそろ行こうよ、華夜」
陸の指摘に華夜子は我に返り。
コートのポケットから、スマホを取り出す。
確認すれば、確かにそろそろ急がないとまずい時刻となっていた。
コンビニ寄る時間はないかな-朝ご飯抜きを覚悟していれば、不意に名を呼ばれた。
華夜子が陸を見れば、穏やかに微笑まれた。
そんな不意打ちをされれば-またしても冷静でなどいられない。
恥ずかしくって目線を外そうとすれば、陸はもう一度華夜子を呼んだ。
「華夜。これから喧嘩したり…もしかしたら、もう別れたいって思う時が来るかもしれない。でも俺、今日の事忘れないから。華夜の事をずっと好きだって改めて思った今日の日を、絶対忘れないから。だから-」
-ずっと、隣りを歩いていて。
急に真顔で陸に乞われ、華夜子はすぐに反応出来ない。

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