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蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
「どんだけ馬鹿なカップルだと思われてるか、分かってやってる?」
華夜子が羞恥に染まる顔で告げれば、陸は嗤った。
「今更なに?してきたのは華夜が先だろ?」
-人通りのある、この歩道の真ん中で。
擦れ違う人々の-はっきり言って注目の的だった。
公共の場で-迷惑かけまくりだった。
大学へと向かう学生達も多く-噂の的に違いなかった。
それは十分、分かっていたけれど。
「…大学で、何か言われるかな」
訊くまでもなかった。
心配する華夜子の耳に、陸の声が届く。
「絶対に弄られるな」
自分から仕掛けたが-その愉快そうな声音に、華夜子は正直いらっときてしまう。
「楽しそうに言わないでよ」
「だってすげー楽しいもん」
華夜子が羞恥に染まる顔で告げれば、陸は嗤った。
「今更なに?してきたのは華夜が先だろ?」
-人通りのある、この歩道の真ん中で。
擦れ違う人々の-はっきり言って注目の的だった。
公共の場で-迷惑かけまくりだった。
大学へと向かう学生達も多く-噂の的に違いなかった。
それは十分、分かっていたけれど。
「…大学で、何か言われるかな」
訊くまでもなかった。
心配する華夜子の耳に、陸の声が届く。
「絶対に弄られるな」
自分から仕掛けたが-その愉快そうな声音に、華夜子は正直いらっときてしまう。
「楽しそうに言わないでよ」
「だってすげー楽しいもん」

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