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蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
俯けば、自らの左手が視界に入った。
薬指を飾る銀色に光る、指輪-。
華夜子は急いで面(おもて)を上げた。
「私も…忘れない」
忘れようと思ったって、無理に決まってる。
「私も今日の事絶対忘れない。陸に指輪をもらって凄く嬉しかった気持ち、ずうっと忘れない。だから-」
-だから陸の隣りを、いつまでも歩かせて。
華夜子の願いに陸は優しく頷き、繋いだ手を引いた。
「行こ、華夜」
朝日を浴び。
きらきらに光る白銀の世界。
ふたりの明るい行き先を、照らしているかのようだった。
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