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蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
正に今嵌めようとしていると突如、華夜子の叫び声が届く。
「…何?」
このいい雰囲気をぶち壊すその声の大きさに、陸は不機嫌さを隠し切れない。
「ごめんなさい。でもちょっと…見てもいい?」
請われ。
彼女の物に違いないし、その意見に異論などないので、陸は素直に華夜子に手渡した。
指輪を大事そうに受け取った華夜子は、その内側を確かめるように、見た。
折角乾きそうだった涙が、また零れそうになる。
『RtoK』
RからKへ。
陸から、華夜子へ。
指輪の裏側に刻まれた、新たな文字-。
「…何?」
このいい雰囲気をぶち壊すその声の大きさに、陸は不機嫌さを隠し切れない。
「ごめんなさい。でもちょっと…見てもいい?」
請われ。
彼女の物に違いないし、その意見に異論などないので、陸は素直に華夜子に手渡した。
指輪を大事そうに受け取った華夜子は、その内側を確かめるように、見た。
折角乾きそうだった涙が、また零れそうになる。
『RtoK』
RからKへ。
陸から、華夜子へ。
指輪の裏側に刻まれた、新たな文字-。

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