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蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
「ほんとはふたりで、店に選びに行こうかなとも考えたんだけど。でも、どうしても華夜を驚かせてやりたくて。それで、実家に帰ってた冬休みの間に、一日かけて悩んで買った。好みとかあるんだろうけど…ほら、俺センス滅茶苦茶あるじゃん?華夜が好きそうな、華夜に似合いそうなやつちゃんと選んだからさ」
-だから、問題ないだろ?
自信満々な陸に、華夜子は吹き出した。
お蔭で、一気に涙が引いてゆく。
「うん。陸はお洒落だしね。センスあるよ」
「そう。だからそれはなんの問題もない」
華夜子の濡れた目を、頬を、拭ってやりながら、陸は笑う。
「ちょっとだけ問題があるとすれば…サイズかな」
少しは落ち着いた感の華夜子の身体を優しく離し、陸は彼女の右手に握られたままの指輪を手にした。
「前以(もっ)て訊いておけば良かったんだけど。今更どうしようもなかったから、お店の人に大体の平均のサイズを訊いたんだけどさ。でもなんとなく、それよりも華夜の指はもうちょっと細い気がして、更に小さいやつにしてみた」
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