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蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
「…あのさ」
陸は痛む頭を押さえ、華夜子を正面から見据える。
「それ、本気で言ってんの?だったら俺、今すぐここでお前を怒鳴ってもいい?」
-その権利、俺にはあるよな?
本気で不愉快になりつつある陸に、華夜子は大急ぎで何度も頭(かぶり)を振る。
「わかる…わかるよ。でも…だって…こんないきなり」
最後まで言葉が続かない華夜子に代わり、陸は後を引き継いだ。
「びっくりした?」
「…すごく」
華夜子の目から、ひと粒の涙が落ちた。
危惧していた事が起こり、陸は大慌てで釘を刺す。
「朝っぱらから俺を悪者にすんなよ。傍(はた)から見たら、俺が100%悪い事になるんだから」
「…陸を悪者にはしたくはないけど。けど」
-無理だよ。
頑張ってみたが、嗚咽が始まってしまった。
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