この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第72章 最愛
『先生がいい』
私は、迷いなく即答した。
『私は、高階先生じゃなきゃだめなの』
縋るように見つめる私に、先生は無言で目を細めた。
『電話もラインもいっぱいくれるって言ってくれた。夏休みには初めてのデートも出来るって。私達よりももっと遠く離れ離れの、遠恋してる人達なんか沢山いる。そう思えば、耐えられる。…それに、将来の約束も』
-だから、大丈夫。
泣き笑いの私を抱き締め。
頬に伝う涙を、先生は唇でそっと、拭った。
その感触を一瞬思い出し、華夜子は頬に指先を寄せる。
遠い目をした彼女の耳に、現実の世界で自分を呼ぶ声がした。
「陸…?」
ぼうっとしていたのだろうか-華夜子が少し焦ると、陸は薄く笑った。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ