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蕩けるようなキスをして
第71章 証
「ごめん、華夜-」
哀しませてしまう-陸の胸が、ちくりと痛んだ時。
汚く曲がってしまった婚姻届書を手にしていた華夜子は、やがて首を振った。
「ずっと持っていたけど、もういらなくなるから。くしゃくしゃになろうが、破れようが…平気」
-寧ろ、思い切れる。
これ以上持っていたって仕方がない。
増々、劣化していくだけだろう。
ぼろぼろになって。
破れて。
先生と最後の思い出の品を、そんな風にしたくない。
まだ辛うじて綺麗なまま。
このまま。
今日で最後にする。
今日で手離す-。
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