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蕩けるようなキスをして
第71章 証
膝の上に置かれたままの、折り畳まれた紙片を、華夜子はそっと、開いた。
何かを手にしてるとは思っていたけれど。
華夜子が広げた紙を彼女の肩越しに目にした陸に、後頭部を激しく殴られたかのような衝撃が瞬時に走る。
瞳孔を開き、息を呑む。
ドラマか何かで、何度か見たことはあったけれど。
実物をこうして目の前にしたのは、初めてだった。
A3サイズの大きな紙には、左右に幾つかの項目欄と記入欄が分かれていた。
真新しい用紙ではなさそうだった。
何度も折り畳んだであろう跡があり。
ボールペンの黒い文字が、ところどころ滲んでいるような部分も見受けられた。
大学のカフェテリアで。
食堂で。
図書館で。
肩を並べて勉強をするようになった。
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