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蕩けるようなキスをして
第13章 送信
肝心な時には、何ひとつ、出てきやしない-…。
「…明日から、夏休みだね、華夜子」
やっと捻り出したのは、こんなつまらない、ありきたりの話題。
つまんねー男だな-我ながら、嫌気が差すが、仕方がない。
右手に握ったアイフォンを弄びながら、陸は彼女を見据えた。
うん-やがて華夜子は小さく、頷いた。
「…陸は、夏休み、何してるの」
何をしているのか、だなんて。
なんの悪気もなく問われ-悪意の欠片もないのが分かるだけに、陸はなんとも言えない、複雑な心境となる。
何をして過ごす。
バイト三昧?
ボランティア活動にでも精を出す?
海に行く?
花火大会にでも行く?
旅行には行く?
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