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蕩けるようなキスをして
第69章 求める夜
実際に、嬉しさに震えたけど。
その後(ご)の相手の人生を、左右するような瞬間でもあって。
とてつもなく重大な役目を、自分は彼女から与えられていた-後から改めて感じていた。
自分を信じ、自分に全てを預けてくれた彼女を、大袈裟ではなく本当に大切に大事にしなければと思った。
その大切なひとを、必要以上に傷付けたい男がいるだろうか。
最初はどうしても仕方がなかったけれど。
今日は。
今夜は。
叶うなら痛みではないものを。
苦痛ではなく、その真逆にあるものを。
自分と同じものを。
彼女に。
一緒に。
ふたりで、分かち合いたい-。
その後(ご)の相手の人生を、左右するような瞬間でもあって。
とてつもなく重大な役目を、自分は彼女から与えられていた-後から改めて感じていた。
自分を信じ、自分に全てを預けてくれた彼女を、大袈裟ではなく本当に大切に大事にしなければと思った。
その大切なひとを、必要以上に傷付けたい男がいるだろうか。
最初はどうしても仕方がなかったけれど。
今日は。
今夜は。
叶うなら痛みではないものを。
苦痛ではなく、その真逆にあるものを。
自分と同じものを。
彼女に。
一緒に。
ふたりで、分かち合いたい-。

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