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蕩けるようなキスをして
第13章 送信
そして-、
「華夜子といると、ほんっと退屈しないよなぁ」
肩を震わせながら、彼女を見た。
如何にも愉快そうな陸のそれに、華夜子の心もようやく和みだす。
「俺の髪、元々少し癖毛で。更に大学入ってからはパーマもかけてるから。寝癖のままでも、殆ど気付かれないんだけどな」
「そう?気付いても言わないだけじゃ?この間本館の教室で会った時も、なんいつもと違う気がしてた。あの時もだよね?」
「そうだったかな。まあ、割といつも寝癖はついたままだから」
笑う彼の姿に、華夜子も釣られる。
暑さも忘れ、ひとしきりふたりで笑った後(あと)、訪れる、沈黙。
ふたりだけの静かな空間に、自分よりも遥かに居心地が悪そうな彼女。
陸はそんな華夜子を放ってはおけず、おもむろに、口を開いた。
「この暑いのに、どうしたの。俺がここにいるのがどこからか見えた?」
そして、躊躇いながらも、続けた。
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